
スーパーでカスピ海ヨーグルトを購入しようとすると、フジッコとグリコのカスピ海ヨーグルトが販売されていることが多いと思います。
カスピ海ヨーグルトと一言で言っても、どちらのカスピ海ヨーグルトが良いのか?またカスピ海ヨーグルトの違いは何か?比較してみることにしました。
フジッコのカスピ海ヨーグルト
フジッコはカスピ海ヨーグルトのルーツの家森博士が持ち帰ったコーカサス地方のヨーグルトからクレモリス菌FC株を抽出したメーカーです。
ですので、簡単に説明するとカスピ海ヨーグルトのルーツの菌を採取したメーカーです。
そのため、フジッコではカスピ海ヨーグルトの種菌やヨーグルト、サプリメントなどを販売しています。
グリコのカスピ海ヨーグルト
グリコのカスピ海ヨーグルトの特徴は日本人が食べやすいように特許製法で作られたカスピ海ヨーグルトです。
特許製法
グリコのカスピ海ヨーグルトの特許製法は「クレモリス乳酸菌」と「サーモフィラス乳酸菌」を同時発酵させたカスピ海ヨーグルトです。
この「クレモリス乳酸菌」と「サーモフィラス乳酸菌」を同時発酵させることで食べやすいカスピ海ヨーグルトとして作られています。
混ぜて美味しいカスピ海ヨーグルト
グリコのカスピ海ヨーグルトは、規定数だけかき混ぜることでカスピ海ヨーグルトがベストな状況で食べることができます。
グリコのカスピ海ヨーグルトをパッケージから食べる場合には大きく3回かき混ぜて食べると、ベストな食感で食べることができます。
乳酸菌の違い
フジッコのカスピ海ヨーグルトもグリコのカスピ海ヨーグルトもカスピ海ヨーグルトという事で、どちらも同じクレモリス乳酸菌のヨーグルトです。
唯一の違いは、グリコのカスピ海ヨーグルトはクレモリス乳酸菌とサーモフィラス乳酸菌を同時発酵させることで、食べやすく作られたカスピ海ヨーグルトです。
つまり、グリコにはクレモリス乳酸菌以外にサーモフィラス乳酸菌を含有しています。
ですので、違いはグリコの方にはサーモフィラス乳酸菌が含有しており、食べやすいカスピ海ヨーグルトとして製造されていることです。
牛乳の違い
カスピ海ヨーグルトは簡単に言えばクレモリス乳酸菌と牛乳だけで出来ています。
そこで、フジッコとグリコのカスピ海ヨーグルトに採用されている牛乳について調べてみました。
フジッコのカスピ海ヨーグルトと、グリコのカスピ海ヨーグルトに採用されている牛乳ですが、フジッコは北海道の牛乳を採用し北海道の工場で製造されています。
グリコのカスピ海ヨーグルトは公式サイトで調べてみてもどこの地域の牛乳とは表記されていません・・・。
しかし、グリコはもともと牛乳を製造販売しているため、それらの牛乳からカスピ海ヨーグルトを製造していると思われます。
種菌の販売について
カスピ海ヨーグルトは種菌を利用することで自分で作ることもできます。
フジッコではカスピ海ヨーグルトの種菌を販売していますが、グリコでは種菌は販売されていません。
ですので、カスピ海ヨーグルトを手作りしたい方はフジッコの種菌を購入しましょう!
フジッコとグリコのカスピ海ヨーグルト比較
最後にフジッコとグリコのカスピ海ヨーグルトについて比較をまとめてみました。
フジッコ | グリコ | |
乳酸菌 | クレモリス乳酸菌 | クレモリス乳酸菌
サーモフィラス乳酸菌 |
牛乳 | 北海道 | 不明 |
特許 | – | 独自製法の特許 |
ヨーグルト | 多数 | 2種類 |
種菌 | 〇 | – |
サプリメント | 〇 | – |